静岡高校合格を目指す中3生と保護者を対象とした
個別相談会をこの夏、実施します。 (今年度は終了いたしました)
これは、入塾の勧誘ではありません。(現時点でクラスは満席です)
間違った指導のもとに、多くの子どもたちが落ちたのは自分のせいだと責める姿を
もう見たくないのです。
先日、ある保護者の方が相談に来られました。
「塾の責任者の先生から言われた通りにしたのに、娘が静高受験に失敗しました。」
ああ、またか、、、と私は思いました。
大手の塾での進路指導はこんなものだからです。
合格すれば、塾の手柄となり、失敗すれば生徒の勉強不足となります。
こんな理不尽なことがあるだろうか。
大手の塾の教師はほとんどが若く、静岡県の入試について素人同然です。
つまり、受験というものの戦い方を知らないのです。
だから、教科ごとの勉強の力の入れ方もわからず、ただ闇雲に
「勉強しろ、講座をもっと取らないといけないよ」
とけしかけるのです。
「去年受かったあの先輩はこんなにたくさんの講座を取っていたよ」
などと言って不安にさせます。
受験指導の名のもとに行われているのは「営業」なのです。
子どもたちも先生に嫌われたくないため、受け入れざるを得ない状態。
なにかがおかしいと思いませんか?
子を持たない若い教師は、親の子を思う気持ちもわかりません。
若くて話が合うという教師が、子どもと話していることを保護者の方が聞いたら、
驚くでしょう。友達感覚なのです、学校の。
小学校から塾に通っているのに、静高に合格できないなんてありえません。
その塾の指導に問題があったとしか考えられません。
(何の戦略も持たずに、ただテキストの問題を解かせ、答え合わせをしていた)
「答え合わせのパラドックス」と私は呼んでいます。
答え合わせをしたからといって、「学んだ」ことにはなりません。
自分で考えて、発言して、教師の考えを聞いて、もう一度考える。
そこで納得いかなければ、もう一度聞いてみる。
しかし、自分の頭で考える訓練をしてこなかった子どもは皆、すぐにテクニックを求めます。
手品の種明かしのように、手っ取り早くできるようになる方法だけを知りたがります。
なんと、もったいない。
小さい頃から、塾に通わせているのに成績が今一つなのはこんな原因があるのです
にもかかわらず、親は子どもに、勉強が足りないからだと責めるのです。
子どもは「やり方」を教わっていないのです。
問題を見る前に、どう「戦略」を立てるべきなのか。
自分の頭で考える術を教わってこなかっただけなのです。
成績が伸びないのは、子どもの責任ではありません。保護者の責任なのです。
どうか、子どもの「頑張り」が無駄にならず、自信となって、これから先の人生の支えとな
るような環境を作ってあげてください。
でも、もしどうしたらわからない場合は相談してください。
親も子も生半可な気持ちでは、今から静高合格は厳しいでしょう。
ご希望の方には、子どもさんの学力チェックもさせていただきます。
*次回の相談会は2021年を予定しています。